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光り溢れる“ひむかの國”

宮崎大学医学部附属病院 武田 天幸

 今年4月に市制80周年を迎えた宮崎市は,「太陽と緑」に象徴されるように,太平洋に沿って流れる黒潮のおかげで,温暖な気候に恵まれている。亜熱帯植物が生い茂る青島,道路に沿って植えられたワシントニアパームなど,南国的色彩豊かな街である。

 この温暖な気候に加え,さまざまな施設の充実により読売巨人軍をはじめとするプロ野球・サッカーなどのキャンプ地として利用されており,春先には多くのファンで賑わっている。また,毎年11月には「ダンロップフェニックストーナメント」が開催され,世界中から一流のゴルファーが集う。今年はタイガーウッズ選手の出場も決定し,早くも大会を待ち望んでいる声が聞かれる。

 ところで,宮崎といえば焼酎といわれるが,意外に知られていないのは度数の違いである。一般には25度の焼酎が多いのだが,地元宮崎では20度の焼酎が主に飲まれている。そのため,年配の方の中には,お湯割りでなく,清酒のようにそのまま癇をつけて飲む方もいる。

 堀切峠から太平洋を望み,水平線に仕切られた空と海の青を目に焼き付ける。キャンプ地を巡り,ランチにチキン南蛮。夜ともなれば,炭火焼の地鶏で焼酎を…。締めに冷や汁(暑い時には特におすすめ)で宮崎の最短お楽しみコースである。

 南国・宮崎にお越しの際には,ぜひ天気の良い日に!

(会報JAMT 2004年09月号掲載)



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