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小樽雪あかりの路

市立小樽第二病院 小路 雅之

 「札幌雪まつり」と同じ時期に開催される「小樽雪あかりの路」は,小樽運河周辺と北海道で初めての鉄道だった旧手宮線跡地の散策路をメイン会場に行われる冬のイベントです。雪道を優しく照らす何百ものロウソクの灯り,運河に浮かぶ浮き球キャンドルなどが幻想的な雰囲気を醸し出し,静けさだけを感じる静のイベントとして年々訪れる人が増えています。

 そして,このイベントの期間中,街のいたるところが,あかりの路会場となり,市民の手作りによるもてなしの心がこもったスノーキャンドル,アイスキャンドルがみられます。会場の散策路の雪道を照らすスノーキャンドルなどはすべてボランティアによる手作りで,灯火が絶えないように見守って灯して歩くのも,人の手によるものです。

 「雪あかりの路」の名前は,小樽出身の詩人伊藤整の同名詩集から名づけられたものです。第7回の今年は,2月11日(金)から20(日)まで開催されます。2月は小樽も一番寒い時期です。厳寒のなか,あったかいキャンドルの灯りを見に来てみませんか。

(会報JAMT 2005年 2月号掲載)



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