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世界文化遺産「日光の社寺」

済生会宇都宮病院 小太刀 充

 『日光の社寺』は『二社一寺』ともいい,二社とは日光二荒山神社,日光東照宮,一寺とは日光山輪王寺のことである。「二社一寺」のほとんどの建造物が,山内といわれる地域に集中して建てられている。その中には国宝9棟,重要文化財94棟の計103棟の建造物群が含まれる。

 山内にある建造物の多くは,17世紀(江戸時代の初期)の日本を代表する天才的な芸術家の作品で,大変すばらしい芸術品なのである。東照宮と大猷院霊廟は「権現造」の見本であり,そこに建てられている建造物群は,江戸時代の神社・寺院様式の代表的な姿を表している。

 日光の山内は,奈良時代の頃から信仰の聖地とされ,数百年を経た大樹などの自然と社殿とが一体となった美しい神々しい景観が素晴らしい。「日光の社寺」は,日本で10番目の世界遺産となっている。

 世界遺産は,地球と人類が過去から引き継いだ宝物で,それは今生きている私達皆の宝物として大切に守り,未来の人々に引き継いでいかなければならないものである。(日光のホームページより抜粋(転載の許可をいただいています)

(会報JAMT 2005年12月号掲載)



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